認知症といっても、種類が多く、専門家でも判別は簡単ではないと思われます。
最も発生率が高いのがアルツハイマーで4割5分程度、レビー小体型2割で、前頭葉型と脳血管性型が各1割程度。
情報が多いのはアルツハイマー型です。
情報が多いと言っても、原因や治療法などの解明ができているわけではありません。
認知症だけでなく、海馬硬化についても疑っています。
海馬硬化は、てんかんと関連していることが多く、海馬硬化発症によっててんかんが起きる、またはてんかんがあるがゆえに海馬硬化が発生する、どちらか判定するのも難しい。
最初は、正常圧水頭症の疑いもありました。
MRIでの結果、進行していないので、現時点では違うだろうということにようですが、確定的ではありません。
石灰化が進んでいるので、びまん性神経原線変種説も浮上。
医者は、どれが該当するか、あまり言明してくれませんでした。
どれであれ、可能性はあるし、特定する根拠を示しづらいから、ではないかと思います。
それにしても、責任回避型の診断をする医師が多いのではと疑ってしまいます。
(そのくせいばった言い方をしたり、プライド高く怒りっぽかったりもする医者もいるから困ります)
医者が万能ということはないので、医療事故は絶対ダメというのも酷なことなんでしょうし、すぐに訴えるとか、裁判だとする患者さん増えたので、医者側が守りに入りがちなのも仕方ない側面もあります。
現時点で、一番、これが怪しいと思っているのは、脳血管性認知症VaDです。
VaDだとしても、さらにいくつかの種類があります。
要は、梗塞によるダメージで、機能障害なんどが発生するのですが、大きくは「ラクナ梗塞」と「ビンズワンガー(虚血性病変)」があり、症状も異なるようです。
低血圧による梗塞というのもあります。
逆に高血圧原因とか、糖尿病起因もあり得ます。
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老化現象なのか、認知症前触れなのか、自己判断できないですね。
「物忘れ」は、まだ若いころだって気になったし、「人の名前が出てこない」ともどかしい経験はどんどん増えていて、「年中、携帯電話はどこ? カギはどこ? 財布はどこに置いた?とさがしまわる」状態になったし。
健忘失語を連発するようになり、今日は何年何日何曜日?がわからなくなり・・・役所で申請書を書こうとしたときなどに、あれ、となるのです。
・・・でもまあ、記入台にカレンダーなどがおいてあるから、そういう人は少なくないに違いない、と思います。
ほんとうに認知症なら、自分はおかしいんじゃないか、とは自認しないことが多いらしいし、だから自分は大丈夫、単なる老化現象と納得させるんですね。
移住せず、都会にいれば安心だったかな?
病院に歩いて行ける、くらいではね。